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授乳中のがんについて

つい先日、受診日でして

薬局でお薬を待っている間にたまたま週刊誌を手に取りました
普段はレタスクラブとかオレンジページなのに・・・


パラパラめくっていたら小林麻央さんの記事が出ていたので読んでしまいました
「カリスマ助産師に母乳ケアをずーっと受けていたのに乳がんに気が付かなかった云々」


授乳中の乳がんは珍しい症例ではあります
そんなにあるもんじゃないです
(統計学的な資料がなくてごめんなさい)


2人に1人ががんになる時代とはいえ
乳房のしこりは良性であることの方が多いので
がんだった場合「かなり不運だった」と言えるかもしれません

そして、30代前半のがんは少ないので
「まさかそんなこと」と思うのも無理はないと思います


そして、授乳中に乳腺炎をこじらせて、しこりが残る場合がありますが
様子を見ていても、ほとんど「乳汁」でして、授乳が終わると徐々に消えていくことになります
(しこりが1年以上たっても消えないので、生検を受けたけど乳汁が出てきた、というお客様もいらっしゃいました)

ちゃんと溜まったしこりを処置しないといけない場合もありますが
(乳汁の炎症が悪化して膿んでしまうような場合です)
これも、そんなにしょっちゅうある話ではないです。
(年に1~2人いるかどうか、自分が対応している症例数にもよりますけど)

授乳中のしこりとがんとの関係はこちらの記事

さらに、授乳中に検診を受けても、乳汁が溜まっているところが写ってしまうので
「授乳中です」と言わないと、まず引っかかってくるのではないかと思います
(授乳中に乳がん検診を受けても無駄、と言っているのではありません、ただ紛らわしいことは事実)


だから、母乳マッサージをした助産師がわからなかったり
授乳中に受けた人間ドックでの医師の「様子を見ましょう」は
ある程度理解できるのです

私は実際に麻央さんの乳房を触ったわけではないし
医師の説明を直に聞いたわけではないので
賛同も批判もできませんけど・・・


ただ、私も1回だけ「これは乳汁が溜まっているしこりではない」と思えるものに出会ったことがあります
(一応キャリアはそこそこあるので、乳汁うっ滞・乳腺炎のしこりでも「これは大丈夫・これは危ない」などの判断はあります。でもそういう類ではないしこりでした)
大豆くらいの大きさで硬さや様子が違いました

脅してしまってもいけないので
「ちょっとこのあたりに、硬さの違うしこりがあって気になります
大体しこりは良性なことが多いのですが、万が一のために今度病院受診された際に一度医師に診てもらっておくと安心ですね(この方には近々病院受診の予定があったので)」

と、私の中ではオブラートに包んだくらいで伝えたことがあります
(あちら様にしてみたらそうではなかったかもしれないけど)

残念ながら、その方がその後どうなったのか、連絡がないのでわかりません
(情けないことにその後「どうですか?診察されましたか?」とも聞けなかった)

無事でいてくれることを祈ることしかできませんでしたが・・・
もっと強く診察を勧めたほうがよかったのかなぁ?

まだ出産してから1か月2か月たったくらいで、育児のストレスもあるでしょうから
あんまり、強く言えなかったけど、もし「悪いもの」だった場合
ちゃんと伝えられなかったことの責任も感じておりまして
未だに「あの時どのようにすれば良かったのだろうか?」と
考えてしまいます


後輩助産師ちゃんから、私と同じような「疑問のあるしこり」について相談されたときも
「やっぱり、ちゃんと受診を勧めたほうがいいよ」とはアドバイスしましたが
のちにどうなったか聞いてみたら
「アドバイスはしたけど、ご本人が様子を見る、ということだったので」とのこと
(後輩助産師ちゃんも悩んでいた)

私が今後また母乳マッサージを何件もこなすようになるのだとしたら
また、このような判断を迫られる状況が起こる可能性があります
どのような言動・態度であればいいのか、考え中であります

少ない症例とはいえ、妊娠中・授乳中のがんの発覚は
ご本人・ご家族にとっても、おめでたいところをどん底に落とされるような悲しみがあるかもしれません

日々、新しい薬品・新しい治療法が開発されております
1日も早く、回復が見込める確率の高い病気になってもしいものです
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