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そんな私の母乳育児

一応母乳育児の相談やアドバイスを生業としているのですが

私自身はどうだったのかというと


長男:混合栄養、6か月でミルクに

二男:ほぼ母乳でも10か月あたりからミルク


こんな人が母乳育児を指導していいのかとお叱りを受けそうですが

このころは助産師としては7~8年くらいのキャリアがありましたが

母乳育児の何たるかをあまり深く知らなかったのです



就職したのが平成3年

母児異室・足りなければミルクを足すのが当たり前の時代でしたが

(もちろん母乳栄養をきちんとしている施設もあったと思いますよ)

平成の世に入りやっと母乳の良さが見直されつつある頃でもあり

少しずつですが母乳育児を推奨しようという働きも出始めてきたころだったと思います


最初は大きな総合病院に就職しました

そこではあたりまえに時間授乳・母乳測定した後ミルクを足す

というのをやっておりましたのでそんなものだと思っていました



結婚して(というか同棲を初めて)個人病院に就職したのですが

そこでも同じで、希望者は母児同室もしていましたが

そうでなければ夜は9時に赤ちゃんを預かって朝までスタッフがミルクをあげているというやり方でした


当時からいろんな点において疑問があったのですが

単に私の勉強不足と向上心のなさから

母乳育児に対する理解があまりにも欠如しておりました


なので、自分の時も母乳栄養・母乳育児がしたくても

そういった知識が不足していたためきちんとできなかったのです



そんな状態であったのに


「助産師たる者母乳育児ができなくては」と


今思えば大変矛盾しているけど

助産院での出産でそれをかなえようと思ったのです

(助産院での出産をしたかった理由は他にもありますし、母乳栄養をしっかりやっている病院もあります)




ところが残念ながら初産の時は

妊娠性高血圧症候群で総合病院で出産しました


そこでは、時間授乳で足りなきゃミルクを足す

という、自分が今までやってきた仕事内容と同じでした


それでも最初っから分泌量のあるおっぱいならよかったのですが

残念ながらそうではなく

分泌が少ないうえに時間授乳するのだから結果は目に見えてます



二男は無事産みたかった助産院で産んだので

母乳ケアも行き届いており頻回授乳でちょっと頑張ってみたところ

1か月くらいからなんとか母乳のみで行けるようになりました


長男の時は混合でも出る限りは頑張ろうと思っていたし

二男の時も1歳過ぎても飲ませてやると意気込んでいたのですが


合えなく断念したのは

2人とも哺乳ストライキを起こしたからなのです

(哺乳ストライキについてはいつか書こうと思っています)


これも対応の仕方がわからなかったのが今では悔やまれます



その後二男を産んだ助産院でスタッフとして入ることになるのですが

そこでようやっと母乳育児を学んだわけです


もっと母乳育児したかったのなら勉強すればよかったじゃない


確かにそう思います



お恥ずかしい話ですが自分で子供を産むまで母乳の素晴らしさをあまり理解していなかったので

細かいところまで学習しようと思っていなかったのです



助産院やその後の母乳育児を推奨しているクリニックで働く中

おっぱいのケアや母乳について改めて勉強し

いろんな方の施術や相談をさせていただく中で

少しずつ自分の物にしていくことができました


最近は大きな施設でも完全母乳へのケアを行っていたり

昔とは随分と意識も変わりました


母乳についてのセミナーや本などもたくさん出ています

わたしもまだまだ知らないこともあるし学ばなくてはならないことがいっぱいです



私自身は充分に母乳育児ができなかったのですが

この経験でも学ぶことがありました


「おっぱいがなかなか出ない人の気持ち」がよく解ります


母乳はいろんな面で優れた赤ちゃんのための完全栄養食です


今はミルクも随分と改良が進んでいますが

母乳にはミルクにはまねできないものがたくさんあります


できれば赤ちゃんの体に1番合う母乳をあげてほしいと思います


こうやって母乳の素晴らしさを訴えると

何が何でも母乳をあげなければとこだわり始める方がいます


ですが、ママの病気などの理由から母乳が与えられない場合もあります


それでも、ちゃんと育っていきます


こう言ってしまうと「母乳にこだわらなくてもいいんじゃない?」と思う方もいます



私はこう考えます


「赤ちゃんのためにいいものなのならできる限りあげてみよう」という気持ち


自分の子供のためにいいと思えることを親がしようと努力する動機が大事なのであって


「母乳でなければならない」「母乳にこだわる必要がない」など

~でなければ、とか~しなければならない、など決めつけるものではないと


多少のこだわりを持って努力することは素晴らしいことですが

状況によってはそのこだわりをあきらめなければならない時もあると思います


それぞれの違った状況の中でも

赤ちゃんにとって1番いいことを考え選択すれば

それはそれでいいと思うのです



大人の都合だけで赤ちゃんのことは後回しにした結果

「ミルクだけでもいいじゃない」

というのには賛同しかねますけどね・・・


だから

出産後、個人差はあっても自然に分泌し始める母乳が

赤ちゃんにとってはとてもいいもので

そのいいものをできるかぎり赤ちゃんにあげたいと思う気持ちを応援したいのです



完全母乳を推奨している方々には生ぬるい意見かもしれません

自分が完全母乳じゃなかった言い訳に聞こえるかもしれません


ですが母乳だけが育児ではありません


そこだけにこだわらず

育児をしていく中で、自然の恵みである母乳もあげれたらいいな

くらいに肩の力を抜いていただくほうが

育児も楽しくなるような気がします



私の場合、残念ながら完全母乳ではありませんでしたが

出来る限り母乳をあげれて良かったと思っています


ただ、もうちょっと知識があればもっとできたのに、と思うところはありますけどね



育児相談とかしている身ですが

私自身100点満点の育児ができたわけではありません


いいことも悪かったことも含めて

この経験を上手に生かせたらと思って助産師の仕事を続けています
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